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現場所長に聞く 〜第5回 関西支店工事部 C.Kさん編

マンション 大規模修繕工事

工夫してつくった、工事黒板セットとともに

建装工業が施工しているマンション修繕工事の現場所長について掘り下げていくシリーズです。
当社の現場所長は、改修工事経験者、新築工事経験者、営業経験者、当社現場一筋など、様々な人が担っています。
今回は当社現場一筋、関西支店の女性現場代理人をインタビューを行い紹介します。

こんな人におすすめ
● 大規模修繕工事施工中のマンションにお住まいの方に
● マンション改修業界で働きたいとお考えの方に

目次
1. 今回の現場所長 基本情報
2. 現場運営のポリシー
3. 現場運営で大変な点
4.現場の運営の中で、楽しいと思う点は何ですか。
5.所長の1日のルーティーン
6.今回担当の現場の印象
7.取材を終えて

1. 今回の現場所長 基本情報

取材日 2020年10月20日
イニシャル C.K さん
入社年 2013年4月
年齢 29歳(2020年10月時点)
部署 リニューアル事業部 工事部
学歴 私立大学理工学部 卒業
経歴 新卒で建装工業へ入社。関西支店へ配属。マンションリニューアルの現場管理に従事。

2. 現場の運営にあたり、ポリシーとしていることは何ですか。

足場、廊下内 清掃の徹底!
案外難しいです。日々の業務に追われていると、清掃が後回しになったり、廊下にホコリが溜まることが多くなると、全体的に汚れているような印象になりかねません。巡回の時には必ずゴミ拾いをします。
足場上は整理整頓、廊下内、1階廻り、清掃します。
私自身片付けが苦手なので、かなり意識して頑張っています。

明るい現場にする!
工事現場は男性が多く、作業員さんに怖い印象を持つ居住者様の方が多いと思います。
ただ、笑うとみんな素敵な笑顔なんです。
そんな印象が居住者様にも伝わるように、作業員さんへは常に声掛けを行い、みんなが生き生きと仕事ができる雰囲気作りを目指しています。
マンション 大規模修繕工事

見やすさを追及して配置にもこだわった掲示板

3. 現場の運営の中で、大変だなと思う点は何ですか。

人との意思伝達です。
作業員さんとの打合せ内容の思い違い、居住者様の思い込み、これまでたくさんの現場に携わってきましたが、自分が考えていること、思っていることを言葉にして、相手に理解してもらう事の難しさをひしひしと感じています。
相手が、どこまで理解してくれているかの指標もありませんので、日々勉強と感じています。
相手の意見を尊重しつつ、正しい方に誘導する、その中の一人になれるように頑張りたいです。

4.現場の運営の中で、楽しいと思う点は何ですか。

足場に上がったり、斜屋根に昇ったりと非日常的なことができることです。高いところが好きな人にはお勧めです。景色を眺めているのも楽しいですよ。
また、職長さんの中には、自主的にトイレ掃除をやってくれる人もいて助かっています。
自分の頑張りをみてくれているのかなと思えるところです。

5. 所長の1日のルーティーンを教えてください。

マンション 大規模修繕工事
7時30分〜8時 現場到着
8時30分 朝礼、検温
9時30分 場内巡回、作業員への声掛け
12時50分 昼礼
13時30分 場内巡回、足場清掃、事務仕事
17時00分 最終巡回、仮設トイレ・詰所掃除
19時30分 帰宅 or  水泳

前回の現場の引き渡しが終わったばかりですので、日々書類づくりに追われています。
掃除も無理せず、2日に1回、出来る範囲で行っています。
無理に朝早く来て、間延びしてしまうと集中力がきれてしまうので、最近の目標は無理をしないことです。
人に助けてもらうことが恥であると感じていた時期もありましたが、今はみんなに助けてもらい、楽しく仕事をしています。

→仕事が終わってから水泳を行っているんですね。
小さいころから水泳をやっていて、今も続けています。
マスターズ大会に出たりしています。
ベストタイムを出すために、筋トレをしたり、休日に仲間と練習をしています。
結果的に、仕事をする上での気分転換になったり、体力もつくので仕事への集中力も高まります。

6. 今回担当されている現場は、どのような印象ですか。

第2回目の修繕工事ですので、お住まいの皆様は工事に慣れている感じです。足場で暗くなる箇所には、センサーライトを設置してご高齢の方にも配慮しています。
外壁は、2/3程度タイルで、タイルの浮き・ひび割れ、前回工事で行ったクリア塗装の劣化が見受けられるので、修繕委員会と綿密な打合せが必要になっています。
リピート工事でもありますので、前回の工事品質を超えられる様な、現場運営を行いたいと考えています。

7.取材を終えて

今回の取材を通して感じたことは、私が同じくらいの年齢の時と比べて、よく考えて現場運営しているということです。
日々の業務は大変ながらも、現場清掃の徹底、作業員への声かけによる明るい現場の雰囲気づくり、みやすくわかりやすい掲示板など様々な工夫をして、仕事の熱心さ、お客様への真摯な対応が伝わる取材でした。

次回も引き続き、当社現場一筋、関西支店の女性現場代理人を紹介します。どうぞご期待ください。


■あわせてお読みください。
1. 現場所長に聞く 〜第4回 九州支店工事部H.Oさん編
2. 現場所長に聞く 〜第3回首都圏MR 工事部K.Yさん編
3. きいてみよう!現場所長紹介 第2回 首都圏MR 工事部 T.Sさん編
4. きいてみよう!現場所長紹介 第1回 首都圏MR 工事部 Y.Iさん編


《この記事のライター》
冨沢 彰之
建装工業株式会社 MR業務推進部所属
群馬県出身 東京農業大学農学研究科農業工学専攻 修了
一級建築施工管理技士・防災士・マンション維持修繕技術者を有し、大規模修繕工事現場にも従事した経験のある男性技術者・ライター

(2020年11月16日記事更新)

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