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マンションのカビ対策! カーテンに潜むカビを撃退しよう
カーテンは、プライバシーを確保し、外気温を遮断する重要なアイテムです。
しかも、お部屋のイメージをも左右します。そんな重要なカーテンにカビが生えていたらイメージダウンはもちろん、健康面にも悪影響を及ぼしかねません。
カーテンに潜むカビを発見したら、すぐに撃退し、予防対策したいものです。
そこで今回は、カーテンに潜むカビの撃退法と予防方法についてご紹介します。
カビのない、安心して快適に過ごせるお部屋を保ちましょう。
目次
1. カーテンにカビが潜む原因
2. カーテンに生えたカビの撃退法
3. カビの予防法
しかも、お部屋のイメージをも左右します。そんな重要なカーテンにカビが生えていたらイメージダウンはもちろん、健康面にも悪影響を及ぼしかねません。
カーテンに潜むカビを発見したら、すぐに撃退し、予防対策したいものです。
そこで今回は、カーテンに潜むカビの撃退法と予防方法についてご紹介します。
カビのない、安心して快適に過ごせるお部屋を保ちましょう。
目次
1. カーテンにカビが潜む原因
2. カーテンに生えたカビの撃退法
3. カビの予防法
1. カーテンにカビが潜む原因
カビが生えるのに必要な条件は4つ、栄養分・酸素・温度・湿度です。栄養分として、カビはタンパク質や炭水化物などを好みます。人の手が触れるカーテンには、カビの栄養分がたっぷり付いているのです。そして、酸素はどこにでもあります。
次に温度ですが、カビが生える温度は5〜35℃です。冷暖房が効いた室内は、一年中カビにとっても適温になります。
最後に湿度ですが、80%以上の湿度があればカビが生えてしまうのです。梅雨時に、換気・除湿されていない室内では湿度が高く、布製品はたっぷり湿気を吸います。カーテンも例外ではありません。また、冬期には暖房の効いた部屋と寒い室外の温度差により、窓が結露しやすく、窓付近の湿度が高まります。窓に近いカーテンは湿気を吸いやすく、結果的にカーテンにカビが生えてしまいます。
カーテンは、意外と手入れされないもののひとつです。特に気に留めずに何年も使い続けている人も多いのではないでしょうか。布素材であるため見た目には分からなくても、実はかなり汚れているのがカーテンです。人に気付かれにくいという点も、カビにとっては好都合です。
カーテンは、カビにとっての好条件が揃った場所なのです。
次に温度ですが、カビが生える温度は5〜35℃です。冷暖房が効いた室内は、一年中カビにとっても適温になります。
最後に湿度ですが、80%以上の湿度があればカビが生えてしまうのです。梅雨時に、換気・除湿されていない室内では湿度が高く、布製品はたっぷり湿気を吸います。カーテンも例外ではありません。また、冬期には暖房の効いた部屋と寒い室外の温度差により、窓が結露しやすく、窓付近の湿度が高まります。窓に近いカーテンは湿気を吸いやすく、結果的にカーテンにカビが生えてしまいます。
カーテンは、意外と手入れされないもののひとつです。特に気に留めずに何年も使い続けている人も多いのではないでしょうか。布素材であるため見た目には分からなくても、実はかなり汚れているのがカーテンです。人に気付かれにくいという点も、カビにとっては好都合です。
カーテンは、カビにとっての好条件が揃った場所なのです。
2. カーテンに生えたカビの撃退法
カーテンに生えたカビを撃退するためには、洗濯が最も効果的です。まずは、カーテンの洗濯表示を確認しましょう。洗濯表示には、手洗い、洗濯機可、家庭での洗濯不可などの情報の他、塩素系漂白剤、酸素系漂白剤、漂白剤がそれぞれ使用できるかどうかなどの情報も表示されています。しっかり確認してください。
次に、ご家庭で洗濯する場合には、色落ちしないか、目立たない部分でテストしてみることをおすすめします。
やり方は簡単です。白いタオルに洗濯洗剤、漂白剤を付け、カーテンの目立たない部分を叩いてください。タオルに色が移らなければ、色落ちすることはないでしょう。色落ちテストで問題がなければ、すぐに洗濯することができます。
<カーテンを手洗いする手順>
(1)カーテンに生えたカビを歯ブラシなどで軽くこすって落とします。
(2)漂白剤を使える場合は、漂白剤に浸け置きします。
(3)お風呂場で、洗濯洗剤を付けてカーテンを手洗いします。
(4)泡がでなくなるまで、よくすすぎます。
(5)カーテンの折り目に沿って折りたたみ、足で踏んでしぼります。
<洗濯機でカーテンを洗濯する手順>
(1)カーテンに生えたカビを歯ブラシなどで軽くこすって落とします。
(2)漂白剤を使える場合は、漂白剤に浸け置きします。
(3)カビが生えている面を外側にし、カーテンの折り目に沿って折りたたみ、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗濯します。
※カーテンを痛める可能性があるため、乾燥機は使わないようにしましょう。
洗濯したカーテンは、カーテンレールに付けて乾かしましょう。シワが伸びます。この場合、水が滴るので、カーテンの下にタオルを敷いておきましょう。半年に一度ぐらいカーテンを洗うようにするとカビがつきにくくなります。
洗濯不可のカーテンは、ご家庭での洗濯はできません。クリーニングに出すか、買い替えることとなります。
次に、ご家庭で洗濯する場合には、色落ちしないか、目立たない部分でテストしてみることをおすすめします。
やり方は簡単です。白いタオルに洗濯洗剤、漂白剤を付け、カーテンの目立たない部分を叩いてください。タオルに色が移らなければ、色落ちすることはないでしょう。色落ちテストで問題がなければ、すぐに洗濯することができます。
<カーテンを手洗いする手順>
(1)カーテンに生えたカビを歯ブラシなどで軽くこすって落とします。
(2)漂白剤を使える場合は、漂白剤に浸け置きします。
(3)お風呂場で、洗濯洗剤を付けてカーテンを手洗いします。
(4)泡がでなくなるまで、よくすすぎます。
(5)カーテンの折り目に沿って折りたたみ、足で踏んでしぼります。
<洗濯機でカーテンを洗濯する手順>
(1)カーテンに生えたカビを歯ブラシなどで軽くこすって落とします。
(2)漂白剤を使える場合は、漂白剤に浸け置きします。
(3)カビが生えている面を外側にし、カーテンの折り目に沿って折りたたみ、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗濯します。
※カーテンを痛める可能性があるため、乾燥機は使わないようにしましょう。
洗濯したカーテンは、カーテンレールに付けて乾かしましょう。シワが伸びます。この場合、水が滴るので、カーテンの下にタオルを敷いておきましょう。半年に一度ぐらいカーテンを洗うようにするとカビがつきにくくなります。
洗濯不可のカーテンは、ご家庭での洗濯はできません。クリーニングに出すか、買い替えることとなります。
3. カビの予防法
カーテンを洗濯して乾いたら、市販の防カビスプレーを定期的に吹きかけるようにすると、カビがつきにくくなります。
根本からカーテンのカビを予防する場合には、カビが生える条件が揃わないようにする必要があります。栄養分・酸素・温度・湿度の条件が揃うとカビはすぐに発生します。栄養分・酸素・温度は、人間が生活している場所で改善するのは難しいので、湿度を管理することとなります。
お部屋の湿度を下げるために、こまめに換気しましょう。除湿器を使うのもいいのですが、こもった空気の入れ替えも重要です。天気のいい日には、換気を心がけてください。
もうひとつ重要なことがあります。それは、窓の結露を防ぐことです。冬場の冷たい外気と暖かい室内の空気の温度差により、窓の内側が結露します。窓に近いカーテンが湿気を吸ったり、結露で濡れた窓にカーテンが触れることで、カーテンにカビが生える条件が揃ってしまうのです。窓の結露を防ぎ、窓際の湿気をなくすことも、重要なポイントになります。
手軽な方法としては、結露した水分を吸い取る結露防止シートを窓に貼る方法があります。しかし、定期的に結露防止シートを貼りかえなければ、結露防止シート自体にカビが生えてしまいます。結露防止シートは結露水を吸うものであり、結露そのものをなくすことはできません。
結露自体を抑え込む方法として窓のリフォームという手段があります。窓の断熱性を高めることで、冷たい外気がシャットアウトされるので、結露そのものを防止することができます。
例えば、窓ガラスを複層ガラスにすると、ガラスとガラスの間に空気の層ができ、この空気層が冷たい外気を遮断します。二重窓にすることでも、同様の効果が得られます。また、サッシを熱が伝わりやすいアルミ製から、熱が伝わりにくい樹脂製のものに交換することで、外気温に左右されにくくなります。
さらに、窓のリフォームのメリットは、結露防止だけにとどまりません。断熱性が高まるため、外気温と室内温度の差が小さくなり、空調に必要なエネルギーを削減することができます。つまり省エネにも貢献します。また、遮音性も高まるので、騒音を抑えることもできます。
窓のリフォーム工事は、カビの発生防止の他にもメリットが多く、おすすめの予防対策なのです。
カーテンのカビを一掃すると、部屋に漂うカビ臭さもなくなり、部屋が快適な空間に様変わりします。気持ちの良い部屋づくりのために、まずはカーテンの洗濯からはじめてみてはいかがでしょうか。
根本からカーテンのカビを予防する場合には、カビが生える条件が揃わないようにする必要があります。栄養分・酸素・温度・湿度の条件が揃うとカビはすぐに発生します。栄養分・酸素・温度は、人間が生活している場所で改善するのは難しいので、湿度を管理することとなります。
お部屋の湿度を下げるために、こまめに換気しましょう。除湿器を使うのもいいのですが、こもった空気の入れ替えも重要です。天気のいい日には、換気を心がけてください。
もうひとつ重要なことがあります。それは、窓の結露を防ぐことです。冬場の冷たい外気と暖かい室内の空気の温度差により、窓の内側が結露します。窓に近いカーテンが湿気を吸ったり、結露で濡れた窓にカーテンが触れることで、カーテンにカビが生える条件が揃ってしまうのです。窓の結露を防ぎ、窓際の湿気をなくすことも、重要なポイントになります。
手軽な方法としては、結露した水分を吸い取る結露防止シートを窓に貼る方法があります。しかし、定期的に結露防止シートを貼りかえなければ、結露防止シート自体にカビが生えてしまいます。結露防止シートは結露水を吸うものであり、結露そのものをなくすことはできません。
結露自体を抑え込む方法として窓のリフォームという手段があります。窓の断熱性を高めることで、冷たい外気がシャットアウトされるので、結露そのものを防止することができます。
例えば、窓ガラスを複層ガラスにすると、ガラスとガラスの間に空気の層ができ、この空気層が冷たい外気を遮断します。二重窓にすることでも、同様の効果が得られます。また、サッシを熱が伝わりやすいアルミ製から、熱が伝わりにくい樹脂製のものに交換することで、外気温に左右されにくくなります。
さらに、窓のリフォームのメリットは、結露防止だけにとどまりません。断熱性が高まるため、外気温と室内温度の差が小さくなり、空調に必要なエネルギーを削減することができます。つまり省エネにも貢献します。また、遮音性も高まるので、騒音を抑えることもできます。
窓のリフォーム工事は、カビの発生防止の他にもメリットが多く、おすすめの予防対策なのです。
カーテンのカビを一掃すると、部屋に漂うカビ臭さもなくなり、部屋が快適な空間に様変わりします。気持ちの良い部屋づくりのために、まずはカーテンの洗濯からはじめてみてはいかがでしょうか。
《この記事のライター》
大塚 麻里絵
埼玉県出身 東京理科大学理工学部建築学科卒業
一級建築施工管理技士を有し、大規模修繕工事現場にも従事した経験のある女性技術者・ライター
(2019年6月3日記事更新)