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マンションのベランダ・バルコニーをおしゃれに有効活用
目次
1. ベランダ・バルコニーはマンションライフの貴重な空間
2. マンションにおけるベランダ・バルコニーの位置づけ
3. マンションベランダ・バルコニーのプチリフォームとは
4. デッキパネルを組み合わせて楽しむ
5. 他にもあるプチリフォームの方法
1. ベランダ・バルコニーはマンションライフの貴重な空間
2. マンションにおけるベランダ・バルコニーの位置づけ
3. マンションベランダ・バルコニーのプチリフォームとは
4. デッキパネルを組み合わせて楽しむ
5. 他にもあるプチリフォームの方法
1. ベランダ・バルコニーはマンションライフの貴重な空間
外への出入り口が限られるマンションでは、ベランダやバルコニーは屋外につながる貴重な空間です。
自然の風を感じられるアウターリビングやガーデニングを楽しむスペースにしたいという人もいるのではないでしょうか?
そんなふうにベランダ・バルコニーをおしゃれに有効活用できれば、マンションライフの楽しみも広がりそうですね。
自然の風を感じられるアウターリビングやガーデニングを楽しむスペースにしたいという人もいるのではないでしょうか?
そんなふうにベランダ・バルコニーをおしゃれに有効活用できれば、マンションライフの楽しみも広がりそうですね。
2. マンションにおけるベランダ・バルコニーの位置づけ
実は、マンションのベランダ・バルコニーは共用部分にあたります。
専有部分と思われがちですが、共用部分のうち、区分所有者の専用使用を認められているスペースになるのです。あくまでも共用部ですので、ある程度の制限がかかってきます。
たとえば、各区分所有者がベランダやバルコニーをガラスなどで囲ってサンルームにしたり、手すりを好みの形状のものに変更したりすることは基本的にはできません。これは、ベランダを避難経路とした避難を妨害してしまったり、共用部分の外観を勝手に変更してしまうことになるからです。
こうした本格的なリフォームに加え、個々のマンションの管理規約によって、ベランダ・バルコニーでできることは制限されているのが一般的です。
とはいえ、大がかりなリフォームをしなくても、工夫しだいでベランダ・バルコニーをおしゃれで楽しい空間にすることは可能です。手軽にできる、マンションベランダ・バルコニーのプチリフォームの方法をご提案します。
専有部分と思われがちですが、共用部分のうち、区分所有者の専用使用を認められているスペースになるのです。あくまでも共用部ですので、ある程度の制限がかかってきます。
たとえば、各区分所有者がベランダやバルコニーをガラスなどで囲ってサンルームにしたり、手すりを好みの形状のものに変更したりすることは基本的にはできません。これは、ベランダを避難経路とした避難を妨害してしまったり、共用部分の外観を勝手に変更してしまうことになるからです。
こうした本格的なリフォームに加え、個々のマンションの管理規約によって、ベランダ・バルコニーでできることは制限されているのが一般的です。
とはいえ、大がかりなリフォームをしなくても、工夫しだいでベランダ・バルコニーをおしゃれで楽しい空間にすることは可能です。手軽にできる、マンションベランダ・バルコニーのプチリフォームの方法をご提案します。
3. マンションベランダ・バルコニーのプチリフォームとは
ベランダ・バルコニーのイメージチェンジや有効活用をするにあたって、大きなポイントになるのが床材でしょう。
裸足でも心地よい床材にできたら、アウターリビングやお子さまの遊び場としても快適な空間となります。床にウッドデッキを敷く方法に人気があります。しかし、マンションの場合、管理規約に制限がない場合でもベランダ・バルコニーにウッドデッキを敷くには注意が必要です。共用部の一斉点検や大規模修繕工事のときに取り外し・移動が必要になりますので、それを見越してウッドデッキの重さや大きさを決める必要があります。
そこで、おすすめしたいのがデッキパネルと呼ばれる、30cm角程度のパネル状のエクステリア用の床材です。デッキパネルなら、設置したい場所の広さにあわせて必要な枚数をジョイントしながら、置いていくだけでベランダ・バルコニーの床のプチリフォームができます。素材も木製(ウッドデッキパネル)や磁器タイル(デッキタイル)、人工芝などのタイプがあります。
木製のウッドデッキパネルを使えば、大掛かりな工事なしでベランダ・バルコニーに自分でもウッドデッキを作ることができます。ウッドデッキパネルは、天然木と人工木(樹脂木)に大別されます。天然木製は腐食を防ぐために塗装などのこまめなメンテナンスが必要ですが、人工木製はほぼメンテナンスフリーです。
裸足でも心地よい床材にできたら、アウターリビングやお子さまの遊び場としても快適な空間となります。床にウッドデッキを敷く方法に人気があります。しかし、マンションの場合、管理規約に制限がない場合でもベランダ・バルコニーにウッドデッキを敷くには注意が必要です。共用部の一斉点検や大規模修繕工事のときに取り外し・移動が必要になりますので、それを見越してウッドデッキの重さや大きさを決める必要があります。
そこで、おすすめしたいのがデッキパネルと呼ばれる、30cm角程度のパネル状のエクステリア用の床材です。デッキパネルなら、設置したい場所の広さにあわせて必要な枚数をジョイントしながら、置いていくだけでベランダ・バルコニーの床のプチリフォームができます。素材も木製(ウッドデッキパネル)や磁器タイル(デッキタイル)、人工芝などのタイプがあります。
木製のウッドデッキパネルを使えば、大掛かりな工事なしでベランダ・バルコニーに自分でもウッドデッキを作ることができます。ウッドデッキパネルは、天然木と人工木(樹脂木)に大別されます。天然木製は腐食を防ぐために塗装などのこまめなメンテナンスが必要ですが、人工木製はほぼメンテナンスフリーです。
4. デッキパネルを組み合わせて楽しむ
デッキパネルはサイズが同じものが多いので、同メーカーの製品の中で異なる色や素材のパネルを組み合わせるのもおしゃれです。
例えば、ウッドデッキと人工芝のタイプを組み合わせてナチュラルな空間にしたり、タイルと人工芝のタイプで市松模様にしたりするなど、センスしだいで様々なレイアウトが楽しめます。
また、ウッドデッキパネルとデッキタイルには、さまざまな色や質感のバリエーションがあります。ベランダ・バルコニーに面した部屋の床の色や質感に近いものを選ぶと、室内とベランダ・バルコニーのつながりができ、開放的なイメージを演出できます。アウターリビングとして活用したい場合には、設置したい家具の色や質感も含めてコーディネートしたいですね。
このようにデッキパネルを使えば、DIYで手軽にベランダ・バルコニーのプチリフォームが楽しめます。ただし、デッキパネルを敷くときは、排水口/溝や避難ハッチなどふさいではいけない場所が決められているので、施工の際はよく注意しましょう。
例えば、ウッドデッキと人工芝のタイプを組み合わせてナチュラルな空間にしたり、タイルと人工芝のタイプで市松模様にしたりするなど、センスしだいで様々なレイアウトが楽しめます。
また、ウッドデッキパネルとデッキタイルには、さまざまな色や質感のバリエーションがあります。ベランダ・バルコニーに面した部屋の床の色や質感に近いものを選ぶと、室内とベランダ・バルコニーのつながりができ、開放的なイメージを演出できます。アウターリビングとして活用したい場合には、設置したい家具の色や質感も含めてコーディネートしたいですね。
このようにデッキパネルを使えば、DIYで手軽にベランダ・バルコニーのプチリフォームが楽しめます。ただし、デッキパネルを敷くときは、排水口/溝や避難ハッチなどふさいではいけない場所が決められているので、施工の際はよく注意しましょう。
5. 他にもあるプチリフォームの方法
マンションによってはベランダ・バルコニーの床に床材を敷くことを禁止しているケースもあります。
その場合は、アウトドアやキャンプ用のラグマットを敷くのはいかがでしょう? 最近では、アウトドアで使えるカラフルでおしゃれなラグマットが増えているので、それだけでもベランダ・バルコニーのイメージを変えられるのではないでしょうか。
ベランダ・バルコニーの床がおしゃれになったら、あわせて日よけやガーデニンググッズなどもコーディネートしたいところです。しかしながら、物干金物や植木鉢など、床材以外にも設置できるものに制限を設けているマンションもあります。ベランダ・バルコニーのリフォーム、プチリフォームの前には、必ず事前に規約を確認するようにしてください。
マンションのベランダ・バルコニーは、ルールを守りさえすればある程度のリフォームができる空間です。
制限があるからと諦めてしまうよりも、限られた条件の中で最大限に素敵なベランダ・バルコニーにする工夫をして、マンションライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
その場合は、アウトドアやキャンプ用のラグマットを敷くのはいかがでしょう? 最近では、アウトドアで使えるカラフルでおしゃれなラグマットが増えているので、それだけでもベランダ・バルコニーのイメージを変えられるのではないでしょうか。
ベランダ・バルコニーの床がおしゃれになったら、あわせて日よけやガーデニンググッズなどもコーディネートしたいところです。しかしながら、物干金物や植木鉢など、床材以外にも設置できるものに制限を設けているマンションもあります。ベランダ・バルコニーのリフォーム、プチリフォームの前には、必ず事前に規約を確認するようにしてください。
マンションのベランダ・バルコニーは、ルールを守りさえすればある程度のリフォームができる空間です。
制限があるからと諦めてしまうよりも、限られた条件の中で最大限に素敵なベランダ・バルコニーにする工夫をして、マンションライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
《この記事のライター》
大塚 麻里絵
埼玉県出身 東京理科大学理工学部建築学科卒業
一級建築施工管理技士を有し、大規模修繕工事現場にも従事した経験のある女性技術者・ライター
(2019年8月2日記事更新)