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マンションのリビングを広々と使うための家具選びのヒント
1. 家具選びでマンションのリビングが変わる?
リビングルームは家族みんなが集う場所です。また、お客さんを通したり、お子さんの勉強コーナーを兼ねていたり、と多目的に使いたいというご家庭もあるでしょう。家族みんなが効率よく使えて、リラックスできる空間であるためには、リビングはゆったり広々としていてほしいですね。
マンションのリビングの場合、手狭に感じても増築することはできませんが、家具についてのアイデアや工夫で限られたスペースを効率よく使うことができます。今回は、限られた面積のリビングを広々と使うための家具の選び方や配置のしかたなどをお教えします。
マンションのリビングの場合、手狭に感じても増築することはできませんが、家具についてのアイデアや工夫で限られたスペースを効率よく使うことができます。今回は、限られた面積のリビングを広々と使うための家具の選び方や配置のしかたなどをお教えします。
2. 空間を広く使う・見せるための家具選び
家具を選ぶときは寸法を確かめるのはもちろんですが、限られた面積を有効に使うためには、なるべくコンパクトなものを選びましょう。
家具の種類によっては、折りたたみ式や伸縮式など大きさや形を変えられるものを取り入れることで、必要に応じてフレキシブルに空間を使えます。
例えば、天板の大きさを変えられるテーブルや背もたれを着脱できるソファ、L字型や一直線など形を変えられる棚などであれば、来客時や模様替えなどのときにも便利です。また、テーブルの脚は天板のなるべく内側についているほうが、人が移動するときに足にあたりにくく、掃除もしやすいですね。
加えて、家具は同じような大きさでも素材や色によって印象が異なり、圧迫感のないほうが空間を広く見せられます。そこで、リビングを広く見せるためには、スリムですっきりしたデザインの家具を選ぶようにしましょう。例えば、テーブルなら、天板がうすく脚は細いもの、ソファは、脚やフレームが木や金属製パイプでできた、シンプルなデザインのものの方が、すっきりとした印象があります。色は、主張の強い原色などよりも、ナチュラルカラーやシックで落ち着いた色目がおすすめです。壁や床と同系色でまとめるのもいいでしょう。
また、シンプルな家具を選んだ方が、将来の家族構成の変化に合わせて模様替えをしやすいというメリットもあります。カーペットやカーテン、クッションなどのファブリックを変えるだけで、全く異なった印象の部屋にすることもできます。
家具の種類によっては、折りたたみ式や伸縮式など大きさや形を変えられるものを取り入れることで、必要に応じてフレキシブルに空間を使えます。
例えば、天板の大きさを変えられるテーブルや背もたれを着脱できるソファ、L字型や一直線など形を変えられる棚などであれば、来客時や模様替えなどのときにも便利です。また、テーブルの脚は天板のなるべく内側についているほうが、人が移動するときに足にあたりにくく、掃除もしやすいですね。
加えて、家具は同じような大きさでも素材や色によって印象が異なり、圧迫感のないほうが空間を広く見せられます。そこで、リビングを広く見せるためには、スリムですっきりしたデザインの家具を選ぶようにしましょう。例えば、テーブルなら、天板がうすく脚は細いもの、ソファは、脚やフレームが木や金属製パイプでできた、シンプルなデザインのものの方が、すっきりとした印象があります。色は、主張の強い原色などよりも、ナチュラルカラーやシックで落ち着いた色目がおすすめです。壁や床と同系色でまとめるのもいいでしょう。
また、シンプルな家具を選んだ方が、将来の家族構成の変化に合わせて模様替えをしやすいというメリットもあります。カーペットやカーテン、クッションなどのファブリックを変えるだけで、全く異なった印象の部屋にすることもできます。
3. 家具の配置は家族みんなで考えよう
家具の配置を決めるときは、住人の動線を確認することが大切です。
マンションのリビングは、ダイニングキッチンとつながっているLDKタイプが多いですが、その場合、ダイニングキッチンや隣り合うスペースとの往き来もチェックしましょう。そのうえで、なるべく家事などの動線のじゃまにならないような家具の配置を考えます。
例えば、ベランダに洗濯物を干しに行くのにリビングを通る場合、この動線上にテーブルやソファなどの大きく動かしにくい家具を置くのは避けたいものです。また、コードつきの掃除機を使う場合は、コンセントの位置と掃除機の取り回しのことも考えましょう。さらに、これは動線とは違いますが、リビングの一角に勉強コーナーをつくる場合は、テレビが視界に入らないような配置がおすすめです。
具体的に考える時には、簡単なものでいいのでリビングの平面図を描き、そのうえにそれぞれの家族の動線と置きたい家具を描き込むようにすれば、効率よく考えられます。この作業は、家族みんなで行いましょう。
マンションのリビングは、ダイニングキッチンとつながっているLDKタイプが多いですが、その場合、ダイニングキッチンや隣り合うスペースとの往き来もチェックしましょう。そのうえで、なるべく家事などの動線のじゃまにならないような家具の配置を考えます。
例えば、ベランダに洗濯物を干しに行くのにリビングを通る場合、この動線上にテーブルやソファなどの大きく動かしにくい家具を置くのは避けたいものです。また、コードつきの掃除機を使う場合は、コンセントの位置と掃除機の取り回しのことも考えましょう。さらに、これは動線とは違いますが、リビングの一角に勉強コーナーをつくる場合は、テレビが視界に入らないような配置がおすすめです。
具体的に考える時には、簡単なものでいいのでリビングの平面図を描き、そのうえにそれぞれの家族の動線と置きたい家具を描き込むようにすれば、効率よく考えられます。この作業は、家族みんなで行いましょう。
4. ベンチスタイルという選択
限られたスペースのLDKをできるだけ効率よく使いたい場合に、おすすめなのが「ベンチスタイル」です。
ベンチスタイルとは、LDミックススタイルとも呼ばれ、ダイニングとリビングの機能を兼ね備えた家具のスタイルです。ベンチスタイルでは、テーブルと一人がけの椅子、二人または三人がけの椅子を組み合わせて使いますが、テーブルと椅子はいずれもダイニング用とリビング用の中間の高さになっています。
この二人〜三人がけの椅子がベンチと呼ばれるもので、お子さんと並んで座って食事を食べさせたり、勉強を見てあげたり、また友人が来たときには詰めて座ったりと、使いたい方法に合わせて便利に幅広く使うことがきます。
ベンチスタイルの家具選びの基本ポイントは、これまでにご紹介した内容と同じですが、これに加えて、合成皮革などお手入れのしやすい素材のものを選んでおくと、食事などで汚したときのお掃除がラクです。すぐに外して洗えるカバーを掛けても良いでしょう。
リビングルームが快適かどうかでマンションライフは大きく変わります。広々とストレスなく過ごせるリビングにするには、家具選びも大切な要素です。この記事を参考に上手な家具選びをしてくださいね。
ベンチスタイルとは、LDミックススタイルとも呼ばれ、ダイニングとリビングの機能を兼ね備えた家具のスタイルです。ベンチスタイルでは、テーブルと一人がけの椅子、二人または三人がけの椅子を組み合わせて使いますが、テーブルと椅子はいずれもダイニング用とリビング用の中間の高さになっています。
この二人〜三人がけの椅子がベンチと呼ばれるもので、お子さんと並んで座って食事を食べさせたり、勉強を見てあげたり、また友人が来たときには詰めて座ったりと、使いたい方法に合わせて便利に幅広く使うことがきます。
ベンチスタイルの家具選びの基本ポイントは、これまでにご紹介した内容と同じですが、これに加えて、合成皮革などお手入れのしやすい素材のものを選んでおくと、食事などで汚したときのお掃除がラクです。すぐに外して洗えるカバーを掛けても良いでしょう。
リビングルームが快適かどうかでマンションライフは大きく変わります。広々とストレスなく過ごせるリビングにするには、家具選びも大切な要素です。この記事を参考に上手な家具選びをしてくださいね。
《この記事のライター》
大塚 麻里絵
埼玉県出身 東京理科大学理工学部建築学科卒業
一級建築施工管理技士を有し、大規模修繕工事現場にも従事した経験のある女性技術者・ライター
(2019年12月2日記事更新)